
新NISA制度がスタートして、早いもので3年目を迎えました。
制度開始とともに資産運用を始められた方にとっては、日々の値動きにも慣れ、ご自身の資産が少しずつ、しかし着実に育っていることを実感し始めている頃ではないでしょうか。
最近の株高や円安といった「資産効果」もあり、画面上の評価額を見て「投資を始めて良かった」と胸をなでおろしている方も多いかもしれません。しかし、この3年目という節目だからこそ、改めて自分自身に問いかけたい「真実」があります。
それは、「今の利益は、あなたの実力ですか? それとも相場の運ですか?」ということです。
資産形成の結果は、「入金力 × 利回り × 期間」というシンプルな掛け算で決まります。
この中で、私たちが100%コントロールできるものは何でしょうか。
「利回り」は、どんなに勉強しても市場の機嫌次第で裏切られることがあります。しかし、「入金力(毎月の積立額)」は、私たちの知恵と行動次第で、確実に、そしてリスクゼロで高めることができる最強のエンジンです。
「利回りを上げること」に執着するよりも、「入金額を増やすこと」がいかに圧倒的な力を持つか、20年間のシミュレーションで比較してみましょう。
たとえば、毎月2万円の積み立てを、頑張って1万円増やし3万円へ、さらに頑張って4万円へ…
当たり前ですが、積立総額で2万円の運用実績を越えます。

いかがでしょうか?
「自分ではコントロールできない相場環境に身を任せて高い運用利回りを20年間期待し続ける」よりも、「頑張って月々の入金を増やす」ほうが、運用リスクを一切取らずに、手元に残る金額は大きくなるのです。
これが、投資の世界における「算数の力」であり、私たちが目を向けるべき現実です。
新NISA 3年目。
「どのファンドが上がるか」という魔法を追いかけるステージは、もう卒業しましょう。
これからは、家計の見直し、キャリアアップ、あるいは副業……どんな形でも構いません。自らの「入金力」というエンジンを力強く回し始めましょう。
不確実な相場に依存するのではなく、自分がコントロールできる「入金力」という努力を積み重ねること。
3年目の今こそ、手法という魔法を待つのは終わりにして、自分の力で資産形成のスピードを加速させていきませんか。
そして、入金力を高めておく最大のメリットは、単に資産が増えるスピードが上がることだけではありません。真の価値は、「相場の暴落時」に発揮されます。
もし市場が大きく冷え込む局面が来ても、高い入金力があれば、そこで怯むことなく「安くなった資産」を大量に、淡々と仕込み続けることができます。
その時に蓄えたエネルギーこそが、その後の上昇局面で、あなたの資産を爆発的に跳ね上げる「真の原動力」となるのです。
3年目を迎えた新NISA。 「何を買うか」に悩む時間を、今日から「どう積み増すか」を考える時間に変えてみませんか。その一歩が、10年後、20年後のあなたに、想像以上の景色を見せてくれるはずです。
資産形成の結果は、「入金力 × 利回り × 期間」で決まりますので。
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