
現在、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃という衝撃的なニュースが世界を駆け巡り、株式市場は大きく下落しています。スマホを開けば「暴落」「危機」「過去最大級の下落」といった言葉が目に飛び込んできます。
しかし、今こそ私たちは「ノイズ(雑音)」と「ファクト(事実)」を切り分ける必要があります。
投資における「ノイズ」とは何か?
投資の世界で言う「ノイズ」とは、長期的には資産価値に影響を与えない、一時的なニュースや感情的な価格変動のことです。
情報のノイズ: SNSや刺激的なメディアの見出し。不安を煽り、短期的な売買を促すもの。
価格のノイズ: 恐怖心(PERの低下)による一時的な急落。
これらは投資家の「心理」を揺さぶりますが、私たちが投資している「企業の価値」そのものを破壊するものではありません。ノイズに反応して売却してしまうことこそが、長期投資における最大の失敗を招きます。
客観的な「ファクト(事実)」を確認しよう!
感情を横に置き、3月30日時点の市場の数字を冷静に見つめてみましょう。

確かに大きな下落ですが、これまでの歴史を振り返れば、これは決して「終わりの始まり」ではありません。
株式市場は、これまでも凄まじい「ノイズ」に晒され、暴落を経験してきました。
2008年 リーマンショック(約 -50%下落)
世界金融システムが崩壊しかけましたが、数年で全戻しし、その後数倍に成長。
2020年 コロナショック(約 -30%下落)
未知のウイルスに世界が沈黙しましたが、驚異的なスピードで過去最高値を更新。
2022年 ロシア・ウクライナ侵攻 世界的インフレ進行(約-20%下落)
エネルギー価格の高騰と急激な利上げにより、全世界株式(MSCI ACWI)は約20%、ナスダックは30%を超える暴落を見せました。
これらの危機の最中、世界中で「もう元には戻らない」というノイズが溢れました。
特に記憶に新しい2022年、世界中にはこんな「ノイズ」が溢れていました。「もう右肩上がりの時代は終わった」 「インフレで経済は破綻する」 結果はどうだったでしょうか。
その後の2023年〜2025年にかけて市場は力強く反発し、多くの指数が過去最高値を更新しました。」
これまで市場は全ての危機を乗り越え、回復し、さらなる高値へと成長を遂げてきました。「暴落は、未来の成長のための助走期間」だったのです。
なぜ市場は必ず回復するのか?
それは株価の決まり方に答えがあります。
株価= EPS(1株当たり利益)×PER(投資家の期待値)
・今の状況: ニュース(ノイズ)への恐怖で「PER」が一時的に縮小しているだけです。
・長期の視点: 世界中の優れた企業は、今この瞬間も利益を上げる努力を続け、「EPS」を成長させています。
長期的には、株価は必ずこの「EPS(企業の稼ぐ力)」に収束します。ノイズ(PERの変動)に惑わされず、本質(EPSの成長)を信じることが、長期資産形成を成功させる唯一の道です。
私たちは長期・分散・つみたて投資のランナーは、「たんたんと」継続するのみ
下落局面は、積立投資家にとっては「安く仕込めるボーナスタイム」でもあります。焦らず、慌てず、ノイズに耳を貸さず。
長期保有にふさわしい良質なファンドを抱きしめ、たんたんと積立を継続しましょう。数年後の自分から「あの時やめなくて良かった」と感謝される日は、必ずやってきます。
気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。